西麻布にフードデリバリー専門店「Ghost Kitchens」がオープンして1カ月がたった。運営はゴーストレストラン研究所(目黒区)。
料理人、カメラマン、ラジオディレクター、ダンサーなどが在籍する同店
「地域の方々が求める食事を提供すること」を理念に起業した同社。料理人をはじめ、カメラマン、ラジオディレクター、ダンサーなどさまざまな職業のメンバーが在籍している。今回、Uber Eats(ウーバーイーツ)やChompy(チョンピー)などデリバリーアプリを中心として料理を届ける、デリバリー専門店「Ghost Kitchens」を6月14日に開いた。店には、デリバリーと同様のアプリを使ってテークアウトもできる専用カウンターを設けた。
現在、マルチブランド戦略により9つの食ブランドを展開。栄養豊富なスープを提供する「すーぷのあるせいかつ」、17種類のサラダトッピングから選べる「さらだのあるせいかつ」、ヘルシーさを意識したジャンクフードを提供する「きょうだけはゆるして」、「新しいマーボー豆腐」を目指す「Tokyo MABO」、健康や美容を意識した「グレートチキンパワーズ」、トムヤムクン専門店「イムイム」、スンドゥブ専門店「ピギョル」、トレーニング中やダイエット中の消費者をターゲットにする「ちきんとぶろっこりー」、旬の新鮮なフルーツを届ける「ふるーつ宅配便」といった多彩なラインアップがそろう。
広報担当者は「メンバーはさまざまな職を持つ者から構成されているため、それにより多角的に物事を考えることができ、よりお客さまの目線で、食の開発や提供ができると考えている」と話す。「季節や流行、西麻布周辺の地域に住んでいる人々に求められる食事を提供できるように、お客さま一人一人の声に耳を傾けて、今この瞬間求められている店づくりを行っていく」と話す。
営業時間は9時~21時。