「ニコライ・バーグマン フラワーボックス 20周年展覧会」が11月20日、六本木ヒルズ(港区六本木6)展望台「東京シティビュー」で始まった。
「フラワーアーティスト」として活動する、デンマーク出身のニコライ・バーグマンさんが主催する同展。2000(平成12)年にバーグマンさんが考案した、花を箱に詰めたギフト「フラワーボックス」が今年で20周年を迎えることから、今回の展示を企画したという。
会場には5メートル四方の黒いフラワーボックスを展示するほか、これまでに作った100種類以上のフラワーボックスも一堂に並べる。バーグマンさんが敬愛するというクリエーティブディレクターの佐藤可士和さんや、有田焼陶芸家の酒井田柿右衛門さんなど全15人のアーティストとコラボした作品も飾る。
バーグマンさんは「フラワーボックス誕生20周年を記念して、これまでご一緒させていただいた皆さまの力を借りながら、作品を展示できることを心より感謝している。今回の展覧会が皆さまをフラワーアートの世界へといざない、インスピレーションや感動を提供できればと願っている」と話す。「これまで誰もが経験したことがない社会状況の中だが、フラワーボックスを通じて人生のさまざまなシーンに花を添えることができたら」とも。
開催時間は10時~20時。展覧会入場料は800円(日時指定制、オンライン販売)。別途、展望台への入場料(一般1,800円ほか)が必要。今月30日まで(25日は休館)。