麻布十番の鮨店「鮨よしかわ 麻布十番店」(港区麻布十番1、TEL 03-6807-4846)がオープンして1カ月がたった。
「世界にひとつしかない鮨屋」をコンセプトに、3月2日にオープンした同店。江戸前握りずしをベースに、「洋」の要素などひと手間加えたすし料理などを提供する。店主の吉川勲さんは、1年間「鮨よしかわ 恵比寿店」(渋谷区)で裏方として働き「50代以上の年齢層の人たちに食べてほしい」という思いから、オープンに至った。
メニューは、「大将のおまかせコース」(1万1,000円)のみ提供する。その日に仕入れた食材で作る「刺し身の盛り合わせ」や店主自らが考案した「鰻ドック」、7個の卵黄を使った「ドラゴンボール巻き」、ウニを上に載せた「太刀魚の天ぷら」などをコースに含めた。
新型コロナウイルス拡散防止のため店内にはアルコールや検温機を設置して営業する。
吉川さんは「お客さまの記憶に残るよう、独創的な見た目の品が多いことが特長。その日のうちに次回の予約をしてくれるお客さまも多い」と話す。「友人同士や会社の接待など、幅広い場面で利用してもらい、当店のすしを楽しんでもらいたい。まずは気軽に予約してもらえれば」とも。
営業時間は18時~23時。日曜定休。予約のみ受け付ける。