西麻布の「鮨やま田」(港区西麻布4、TEL 03-6805-1578)が、オープン4カ月を迎えた。
運営は「S.H.N」(渋谷区)。1月13日にオープンした同店。「やさしい鮨(すし)を表現する」をコンセプトとして、握りや一品料理を提供する。店主の金光将暉さんは16歳で料理の道へ進み、大阪のすし店などで腕を磨いた。若手職人の独立開業を支援したいという運営会社の思いを受け、オープンに至ったという。
メニューは「おまかせ」(2万円)のみ。塩気の少ないシャリにこだわった「赤身」や、「焼き茄子と純菜」、グリーンアスパラガスにカニのほぐし身、長いものすりおろしとみそを合わせた「アスパラの毛ガニとろろのせ」などをコースに含めた。コース内容は毎月変える。
店舗統括マネージャーの斉藤祥平さんは「西麻布の街に合うように、ハイブランドを狙った出店になった。旗艦店でもあるため、独立希望者の参考になりやすい」と話す。「コロナ禍でも飲食事業が成長できることを証明したい。晴れの日はもちろん、ちょっとした記念日などの機会にもぜひ、気軽に予約してもらえれば」とも。
現在の営業時間は18時~20時。日曜・月曜定休。要予約。