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西麻布にイタリア料理店 現代作家の作品に盛り付けて料理を提供

「近江牛のアロスト」

「近江牛のアロスト」

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 西麻布にイタリア料理店「ISSEI YUASA」(港区西麻布1、TEL 03-6804-1191)が4月22日、オープンした。

店内の様子

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 「日本の器で提供する、五感で味わうイタリア料理」をコンセプトに掲げる同店。日本各地の旬の食材を使ったイタリアンのコース料理やワインなどのアルコール類を提供する。料理は、芸術家の北大路魯山人など現代作家の作品に盛り付ける。

 シェフを務める湯浅一生さんは、都内イタリア料理店に勤務した後、27歳でイタリアに渡り2年間修業。帰国後は、渋谷のイタリア料理店「BIODINAMICO」で約5年間シェフを務めた。

 メニューは、スープ、前菜3~4品、サラダ、パスタ、肉料理、リゾット、デザートなどを含めたコース料理「お任せコース」(1万9,800円)を提供する。内容は季節によって変え、現在は近江牛の内ももをローストし、イタリア産のオリーブオイルと粗塩で仕上げた「近江牛のアロスト」や、チョウザメの身を昆布締めにしてキャビアをのせた「廣島蝶鮫(ひろしまちょうざめ)のカルパッチョ キャビア添え」などを用意する。

 湯浅さんは「これまでの経験を生かし、日本各地の食材を使いながら、イタリアで体験した味の記憶をさらにアップグレードした『日本でしか食べられないイタリア料理』を目指す」と話す。「ブルゴーニュを中心とした、世界中のワインと共に楽しんでいただければ。店内を彩るアートワークや家具、調度にも目を向けてほしい」とも。

 現在の営業時間は18時~20時。日曜定休。

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