六本木の「アマンド」(港区六本木6、TEL 03-3402-1870)が現在、クラウドファンディングで街と店の復興のための資金を募っている。
1964(昭和39)年にオープンして以来、待ち合わせ場所としても親しまれてきた同店。今回、「甘い洋菓子の力で、お客さまの笑顔を作りたい」思いと、いつかまた誰もが気兼ねなく「六本木の街に遊びに来ていただける」ことを願い、クラウドファンディングに挑戦するに至った。
プロジェクトのリターンとして同店は、「六本木リングシュー(モンブラン)」引換券3枚を入れた「たまにはアマンドで待ち合わせ引換券」(1,500円)や、「アマンドショートケーキ 3号」引換券4枚を含めた「アマンドの後に待ち合わせをしている大切な方へ引換券」(5,000円)、オリジナルリングシューの開発券などを入れた「待ち合わせだけではものたりない引換券」(10万円)などを用意した。
店長の八重尾純一さんは「戦後の創業時の思いを大切に、コロナ禍からの復興を願い、少しでも多くの人にアマンドの洋菓子で『甘い笑顔』を届けるためにプロジェクトを立ち上げた」と話す。「再び気兼ねなく『六本木のアマンドで待ち合わせ』いただけることを信じている。少しでも協力いただけたら」とも。
目標金額は50万円。資金の募集は8月31日まで。