フレンチ「OLINA(オリナ)」(港区東麻布3、TEL 03-6277-6789)が麻布十番にオープンして、3月14日で1カ月がたった。
シェフのオリヴィエ・ガルシアさん(右)とマネージャの高遠菜都子さん
フランス出身のオリヴィエ・ガルシアさんがシェフを務める同店。「自由で心地良い」をテーマにしたフランス料理を提供する。オリヴィエさんはこれまで、フランス、オーストラリア、スウェーデンなどでレストランのシェフを経験してきた。
店内は「落ち着きと温かみのある空間」をテーマにしたデザインに仕上げたという。席数は26席。食材は、千葉・松戸市の農園「タケイファーム」の野菜、袖ケ浦市の「露崎味噌(みそ)・糀(こうじ)店」の米、柏市の養豚場「惣左衛門」の「柏幻霜ポーク」などの肉を使う。
メニューは、「蕪(かぶ)のタルトタタン」「大根 ヤリイカ 生ハムの出汁(だし)」「柏幻霜ポーク 赤海老(えび) 菊芋」「お米のデザート」などを含む「シェフのおまかせフルコース11品」(1万7,600円)と「シェフのおまかせフルコース7品」(1万3,200円)を用意した。アルコールは、フランスやイタリア、スペイン、オーストラリア、ドイツ、スロベニアなどから仕入れたワインを提供する。
マネジャーの高遠菜都子さんは「料理は、いりこのだしと生ハムのだしを合わせるなど、『自由』な発想で作っており、驚きある味や風味を楽しんでほしい。生産者と直接コミュニケーションを取っており、彼らの愛情を伝えていきたい思いもある」と話す。「コース内容は季節などによって変えていくため、来る度に違った自由な料理をぜひ味わってほしい」とも。
営業時間は18時~21時(土曜のみ12時~13時30分も営業)。日曜・月曜定休。