六本木経済新聞の今年1年間のPV(ページビュー)ランキング1位には「西麻布にアジア初の『アイスバー』-室温マイナス5度」が輝いた。
2006年2月にアジア初のアイスバーとしてオープンした同店は、オープン後約1年たった現在でも注目度が高く、「アイスバー」で検索した人が本紙へアクセスしたことがこの結果につながったと推測される。
ランキングは、2006年1月1日から12月27日までに配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもので、2位には、蛯原友里さんらがモデルとして登場するウェブファッション誌がランクイン。3位には「メードカフェ」ならぬ「執事カフェ」が続いた。上位10位のランキングは以下の通り。(かっこ内は掲載日)
1.西麻布にアジア初の「アイスバー」-室温マイナス5度(2月9日)2.Webファッション誌が5誌一挙創刊-蛯原友里さんら表紙(2月7日)3.六本木に初の「執事カフェ」-執事指名料1,000円(7月27日)4.西麻布に大型天然温泉施設-地下3階/地上6階建て(6月15日)5.東京タワー、カップルに向けたクリスマスライティング(11月16日)6.リッツ・カールトン・ホテル東京の開業日が決定(5月12日。開業日は2007年3月30日に変更)7.六本木ヴェルファーレが閉店-12年の歴史に幕(11月14日)8.女性ファッション誌で「十番E女(ジュヴァーナ)」特集(5月24日)9.南麻布に「味噌汁バー」-15種類の味噌汁提供(12月5日)10.六本木に森田恭通さんデザインの大型商業ビル(7月5日)
ランキングでは、「アイスバー」「執事カフェ」「十番E女(ジュヴァーナ)」「味噌汁バー」などユニークなネーミングを持つ業態がランクインしており、記事の見出しに注目したユーザーのアクセスが推測される。「ヴェルファーレ」の閉店は往年のファンからの注目もあり、閉店後の展開が注目される。その他、都心の天然温泉「zaboo(ザブー)」や「六本木に森田恭通さんデザインの大型商業ビル」のように、大型の開発に関する記事がアクセスを集めたことも特徴だった。
2007年は、1月に国立新美術館、3月に東京ミッドタウンなど大型施設のオープンが予定されており、広域六本木圏における再開発に注目したい。