東京ミッドタウン(港区赤坂9)で4月15日、新体操ナショナル選抜団体チーム「フェアリー ジャパン ポーラ」が公開合宿を行った。
「どういう環境でも自分をコントロールする力を身につけることと、メンバーが若く人に見られるという経験が少ないので、経験不足を補うため」(山崎浩子北京オリンピック強化委員会新体操強化本部長)に実施した公開合宿では、東京ミッドタウン内に特設会場を設け、公開練習のほか、オリンピックに向けた演技プログラムから「ロープ」と「フープ+クラブ」の2種類を披露した。報道陣のほか、一般の観客が会場周囲を埋め尽くし、演技に熱い視線を送った。
同チームには、ポーラ(品川区)が2007年8月よりオフィシャルパートナーとして、メークなどの美容に関するサポートを行っている。当日は演技に加え、同社が選手に対し実施しているメークの内容も披露された。
メークは世界の頂点へ導く美しさを意味する「ライジング・ビューティー」をコンセプトに、オリジナルの化粧品を使用し、ほお骨から髪に向かって上昇するように輝きを持たせた「光の上昇ライン」と、白・黒・紅色を効果的に用いた内容で、競技中も崩れないことも大きな特徴となる。実際にメークを受けた選手からは「メークをすることに対して丁寧になり、演技の面でも力強くできるようになった」などの声があがった。
公開合宿の後半には、「トリノオリンピック」金メダリストの荒川静香さんも参加。自身のメーク術を披露したほか、選手へエールを送った。
荒川静香さんと「フェアリー ジャパン ポーラ」の選手たち(画像)演技を披露する「フェアリー ジャパン ポーラ」の選手たち(画像)北京オリンピック観戦ツアー、1番人気は「野球」-西鉄旅行(天神経済新聞)