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六本木で「BLUE LINE TOKYO」-テクノロジーと音楽、アートを融合

同イベントのホームページ

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 六本木ヒルズクロスポイント(港区六本木6)5階の「ヒルズガレージ」で9月6日、最新のテクノロジーと音楽やアートを融合させたイベント「BLUE LINE TOKYO」が開催される。

電子楽器ウダー

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 グラフィックデザイナーや華道家、プログラマー、エンジニア、DJなど12組が参加し、作品の展示やプレゼンテーション、パネルディスカッション、ライブなどを行う同イベント。イベントプロデューサーでデザインサテライツ(世田谷区)代表の小島勝茂さんと、クリエーティブディレクターでgmv(世田谷区)代表の吉田壘(るい)さんが企画。小島さんがプログラマーやエンジニア、デザイナー向けに開催している勉強会を「一般のお客さん向けにアレンジし、実際に作品に触れたり話を聞けたりする展示会を開催してはどうか」と2人で話し、企画が始まったという。

 参加者は2人の知人を中心に選定。宇田道信さんは電子楽器ウダーの開発者。ウダーは両手で操作するコンパクトな電子楽器でさまざまな雑誌などでも取り上げられており、当日は楽器の展示のほか、19時30分からライブも行う予定。ヤマハ研究開発統括部プログラマーの前澤陽さんは「音楽を生み出す敷居を下げる」というY2プロジェクトに携わり、機械が人の演奏に合わせてくれるという「スコアアライメント」技術などを開発。当日は実際に演奏で映像を動かすデモの展示や同技術についてのプレゼンを行う予定。華道家の粕谷尚弘さんは一葉式いけ花家元で他の分野の作家とのコラボレーションにも積極的に取り組んでおり、当日は生け花インスタレーションを披露する予定。

 吉田さんは「今回は小規模に出展料なども頂かず、スタッフもボランティアで運営している。今後大々的にやる場合には協賛や他のイベントとの連携も考えたいが、まずはこのイベントがきっかけで何か制作者間でコラボレーションが生まれたりクリエーションのヒントになったりすれば」と話す。

 開催時間は12時~21時。入場無料。

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