広尾駅近くに11月7日、焼きたてパイ専門店「Little Pie Factory」（港区南麻布5、TEL 03-5791-3075）がオープンした。経営は、クリエイト・レストランツ・ホールディングス（品川区）。

ミートパイ（左）とアップルパイ（右）

　店舗面積は約20坪、席数はテラス席を含め20席。「Natural＆Warm」をデザインコンセプトに、やさしい木のぬくもりを生かした内装でまとめた。同社の新業態で全国初出店。「海外では日常的に食べられているパイの文化を日本に広めるのにふさわしい」として、国際色豊かな広尾に出店を決めたという。

　「片手で持ちやすく、食べ歩きできる気軽さを目指した」という直径8センチほどのパイは、フォークとナイフではなく、バーガー袋にはさんで食べるスタイル。焼きたてはもちろん、冷めても「サクサク」とした食感を維持するよう生地にこだわっており、店内の工房で手作りする。アップルパイは、リンゴの持ち味を最大限に引き出す2種類の調理法で、食感や味わいの違いを楽しめるよう工夫している。

　パイのメニューは、塩キャラメル、レモン、ダークチェリー、アプリコット、バナナキャラメル、パイナップルなどのおやつ系と、ミートパイ、キーマカレー、クラムチャウダーなどのおかず系、月替わりで登場する限定パイなど、約15種類（350円～480円）そろえる。

　「開店直後から飛ぶように売れていて、現在クオリティーを保ちながら生産できる限度の1000個を一日で焼いている。夕方には売り切れてしまう状態なので、確実に手に入れていただくためには早めの来店がお勧め」とスタッフの林香菜さん。

　営業時間は、9時～18時（売り切れ次第終了）。