東京ミッドタウン(港区赤坂9)ガーデンで10月14日から、デザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2016」が開催される。
今年のテーマは「ひろがるデザイン」。メインイベントとして大型インスタレーション「CURTAIN WALL THEATRE(カーテンウォールシアター)」を実施。ミッドタウンの芝生広場に巨大な白いカーテンが並ぶ。Perfumeのライブ演出など先鋭的なクリエーティブで知られるライゾマティクスが新たに発足する建築部門「ライゾマティクス・アーキテクチャー」が担当している。
脳波を読み取るヘッドセットを参加者1人が装着し、その人物の脳波によってカーテンが開閉するという「人の脳波で空間が変わる」インタラクティブ体験が楽しめるに仕掛けになっている。夜間はライティングが施され、昼とは異なる表情になるという。
他にも、次世代を担う アーティスト、デザイナーの発掘と応援を目的とした「Tokyo Midtown Award 2016」や、さまざまなデザイン関連本を集めた屋外ライブラリー「デザインブックラウンジ」、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)に所属する著名グラフィックデザイナーが茨城県の伝統工芸品「笠間焼」をアレンジする「JAGDA Kasama & Kawara Exhibition(ジャグダ カサマ&カワラ イグジビジョン)」、建築家の長坂常さんが、素粒子物理学の世界をデザインの観点から伝える「Salone in Roppongi(サローネ イン ロッポンギ)」、日用品ショッピングサイト「LOHACO」が日用品をリデザインし、提案する「暮らしになじむLOHACO展2016」などのプログラムを予定する。
開館時間は11時~(イベントによって終了時間が異なる)。11月6日まで。