六本木ヒルズ展望台・東京シティビュー（港区六本木6）は1月11日から、屋外展望台「スカイデッキ」での星空観測会やビギナー向けの星空セミナーなど星や宇宙に関するさまざまなイベントを開催する。

　同所では都会で夜空を鑑賞し、宇宙に関するセミナーやワークショップなどのイベントを行う「六本木天文クラブ」を定期的に開催。今回は森アーツセンターギャラリーで開催中の「スター・クルーズ・プラネタリウム」とのコラボレーション企画として初心者から愛好家まで誰でも楽しめるイベントを企画する。

　1月11日から2月1日までの毎週金曜には「スカイデッキ星空観測会」を開催。日本一高い屋外展望台に天体望遠鏡を設置し、天文学の専門家のガイドで冬の大三角形などの冬の星座や月のクレーターなどを観測する。1月11日・25日、2月6日には展望台回廊内でセミナーを開催。11日は星のソムリエによる「星空セミナー」、25日は宇宙シミュレーター「Mitaka」を用いた「星空超ビギナー講座」を開催、2月6日は「交流会付き星空セミナー」としてセミナー開催後「マドラウンジスパイス」で天文ファンの交流会を行う。

　1月17日には関連企画としてアカデミーヒルズでセミナー「素粒子物理学の最前線『ヒッグス粒子』発見はなにを意味するか」を開催。素粒子物理学実験の専門家である駒宮幸男東京大学大学院理学系研究科教授を招いて素粒子と宇宙の関係を分かりやすく説明する。

　開催時間と参加費は、スカイデッキ星空観測会＝19時～21時・無料、星空セミナー＝19時～20時・2,500円、交流会付き星空セミナー＝19時～22時・3,500 円、アカデミーヒルズセミナー＝19時～20時30分・3，000円。セミナーはいずれも事前申し込みが必要。