西麻布の焼き肉店「うし松」(港区西麻布3)が、オープンから2カ月を迎える。
店主の「本当においしい和牛をおいしい状態で食べてもらいたい」という願いから1月10日にオープンした。席数は個室席やテーブル席などを含む60席。
やわらかく深みのある味わいが特徴という、黒毛和牛の源流と呼ばれている但馬の血統を受け継いだ長期肥育と牝の未経産牛(出産を経験していない牛)を使う。肉の部位によってカット方法や厚み、味付けの強弱を分け、自家製のたれも用意する。
メニューは、ネギやニンニクなどで味付けして一日寝かせた牛タンで刻みネギを包んだ「うし松・熟成タン塩」(3,000円)や、「黒毛和牛の厚切りタン」「特選・塩ダレ希少部位二種盛り合わせ」「特選・たれ焼肉三種盛り合わせ」「ヒレカツサンド」などを含む「おまかせコース」(1万5,000円)などがある(価格は全て税、サービス料別)。
広報担当者は「おかげさまで予約を開始してから当分は電話が鳴りやまない状態だった。4月までほぼ満席の予約を頂いているので、来店する際は注意してほしい」と話す。「血統や部位、厚みにまでこだわり抜いた焼き肉を堪能していただけたら」とも。
営業時間は17時~23時30分。