麻布十番の「Retty」(港区三田1)が4月7日から、同社が運営するグルメサービス「Retty」でテークアウトおよびデリバリー導入店舗の情報掲載を始めた。
グルメに強いこだわりを持つユーザーをメインターゲットに、店舗情報などを実名で投稿するサービス。20~40代の男女を中心に幅広い年代に利用され、月間利用者数は2018(平成30)年11月に4000万人を突破した。
同社は今回、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止に伴い、グルメサービス「Retty」において飲食店検索結果や店舗ページでのテークアウトとデリバリーの情報掲載の運用を始めた。飲食店検索結果ページではテークアウトおよびデリバリー導入店舗のラベル表示を、店舗ページでは店舗側が登録した情報を掲載する。飲食店を応援したいという思いから始めたといい、新型コロナウイルス感染症をめぐる国内の状況に準じて掲載を続けるという。
広報担当者は「行政機関の指導や要請に従った上で、愛する飲食店が今後も営業を継続できるよう、皆さまと共に応援していく」と話す。「『#私が応援したいお店』について紹介するツイッター投稿企画も実施した。飲食店に対してエールを送るファンの存在は支えとなり、お薦めを語るファンが新たなファンを呼び込むことができると信じている」とも。