六本木のレストラン「ウルフギャング・ステーキハウス」(港区六本木5、TEL 03-5572-6341)が4月28日、期間限定でタクシーによる都内初のデリバリーサービスを始めた。
「ウルフギャング・ステーキハウス」では、米国農務省が最上級品質に格付けした希少な牛肉のみを使用
アメリカ・ニューヨークのステーキハウスで40年以上働いたウルフギャング・ズウィナーさんが、2004年にマンハッタンに開いた同店。日本では2014(平成26)年、アメリカ国外初出店となる1号店として同店をオープンさせた。
新型コロナウイルス感染拡大防止により外出を控える人が増える中、飲食店において飲料や食料の配送などにかかるニーズが増加。今回、日本交通(千代田区)と協力してタクシーによるデリバリーサービスの運用を始めた。店で提供している全てのフードメニューと、ワインセラーで保有する希少なビンテージワインをデリバリー販売する。配達エリアは店舗から約30分圏内で、注文メニュー代金に加えて配送料金として3,000円(税別)がかかる。
広報担当者は「タクシーによるデリバリーサービスは都内では初の取り組みとなる。ビンテージワインは通常価格から最大半額で提供する。公共交通機関であるタクシー大手のプロドライバーによる配送は安心感がある上に提供可能エリアも広い」と話す。「価格においても配送料金を含め、高額購入の場合は特にお得に利用いただける」とも。
5月13日まで。