日比谷線六本木駅(港区六本木6)に新たなバリアフリールートができて、1カ月を迎える。
2021年12月21日から利用が開始された新設のエレベーターは、日比谷線六本木駅の相対式ホームのうちの2番線ホーム(北千住方面行)から改札階(六本木交差点方面)につながる。「メトロシティ六本木」(港区六本木7)のエレベーター(4a出入り口)と併用することによって、2番線ホーム(北千住方面行)から地上(六本木交差点方面)までの新たなバリアフリールートができた。
これまで、西麻布方面へは1・2番線の両ホームから地上のバリアフリールート、六本木交差点方面へは1番線ホーム(中目黒方面)から地上のバリアフリールートのみ利用が可能だった。今回、2番線ホームから改札階(六本木交差点方面)につながるエレベーターが新設されたことによって、両方面、両番線においてホームから地上までのバリアフリールートの整備が完了した。
東京メトロの同プロジェクト担当の齋藤拓実さん(27)は「新たなバリアフリールートが整備されたことによって、より便利に駅を利用してもらえるようになった。工事中はご迷惑をお掛けしたが、皆さまに協力いただき、円滑に整備を進めることができた今後も駅空間の整備に取り組んでいきたい」と話す。