フェルメール「牛乳を注ぐ女」が日本初公開-国立新美術館

《牛乳を注ぐ女》 ヨハネス・フェルメール 1658-59年頃 アムステルダム国立美術館所蔵 © Rijksmuseum Amsterdam

《牛乳を注ぐ女》 ヨハネス・フェルメール 1658-59年頃 アムステルダム国立美術館所蔵 © Rijksmuseum Amsterdam

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 国立新美術館(港区六本木7)は9月26日より、美術展「フェルメール『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展」を開催する。

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 同展では、オランダ最大の美術館「アムステルダム国立美術館」のコレクションから、日本初公開となるヨハネス・フェルメール作の「牛乳を注ぐ女」をはじめ、ヤン・ステーン、ハブリエル・メツーなどによるオランダ絵画の作品や「ハーグ派」と呼ばれる画家たちの作品などの風俗画を展示する。展示数は油彩画=40点、水彩画=9点、版画=51点、工芸品=16点。

 展示では、17~19世紀におけるオランダの風俗画の展開を4章に分けて紹介。第1章「17世紀の油彩画」では、ハブリエル・メツー作の「食事をする女」(通称『猫の朝食』)など、第2章「18世紀の油彩画」では、ヤン・エーケルス2世作の「ペンを削る男」など、第3章「19世紀の油彩画」では、ヤン・ヨセフ・ホーレマンス作の「陽気な集い」など、第4章「版画」では、レンブラント・ファン・レイン作の「パンケーキを焼く女」など。第5章では、ニコラース・ホイエル作の「平鉢」(銀製)などの工芸品を紹介する。

 開館時間は10時~18時(金曜は20時まで)。火曜定休。観覧料は当日一般=1,500円ほか。12月17日まで。会期中には、アムステルダム国立美術館のターコ・ディビッツ絵画部長による講演会や、館内ロビーでコンサートも開かれる。

フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展

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