六本木ヒルズ近くにギャラリーとカフェレストランの複合店

写真=「ゼルカフェ/ギャラリー」の店舗外観イメージ(左が昼、右が夜)。

写真=「ゼルカフェ/ギャラリー」の店舗外観イメージ(左が昼、右が夜)。

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 「ブルーマングループ」の拠点「インボイス劇場」(港区六本木5)が位置する六本木けやき坂のふもとに4月9日、ギャラリーとカフェレストランの複合店「ZEL CAFÉ/GALLERY(ゼルカフェ/ギャラリー)」(同、TEL 03-3470-3347)がオープンする。

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 同店では「刺激的なアートとアフォーダブルなお料理で、とっておきの日常を」をコンセプトに、約67坪のギャラリースペースと、約49坪のカフェレストランを併設する。施設管理は森ビル(六本木6)が担当し、ギャラリーの企画・運営を「ラフォーレ原宿」などのイベント企画を担当するラップネット(渋谷区)、カフェレストランの企画・運営をトリプロデュース(渋谷区)が手がける。

 ギャラリーでは気鋭のアーティストを紹介する自主企画展のほか、レンタルスペースとしての活用も可能となる。オープニング展では、クリエーターのマネジメントオフィス「KiKi inc.」に所属する23人のクリエーターが参加する「大喜喜展」を開催する。カフェレストランではフランスとイタリア料理をベースにしたフュージョン料理を提供し、良質で本格的な料理を適切な価格で提供するという。

 店舗の空間デザインは、「TORAYA CAFÉ」を手がけた建築家の武松幸治さんが担当する。ギャラリーは天井高=2.8メートル。周囲にはガラス張りの回廊を設ける。カフェレストランはベージュを基調に、落ち着いた雰囲気を演出する。席数はダイニング=46席、テラス=44席。店舗営業時間はギャラリー=10時~22時、カフェレストラン=9時30分~翌5時で、深夜営業の需要にも対応する。

 同地への出店にあたり、同店の広報担当者は「発信力のある展覧会やイベントと話題性のあるカフェレストランで、六本木と麻布十番の結節点というこのエリアの活性化に貢献できればと考えている」と話す。

 広域六本木圏では、2月に複数の現代アートギャラリーが入居する芋洗坂のビル「コンプレックス」が閉鎖している。同店はコンプレックスからの隣接した地域への出店となり、麻布エリアと共にコンプレックスに代わってアートの発信拠点となる模様。

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