東京ミッドタウン、初年度来街者数は3,500万人-売上306億円

写真=東京ミッドタウン

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 三井不動産(中央区)と東京ミッドタウンマネジメント(港区赤坂9)は4月24日、開業1周年を迎えた東京ミッドタウン(赤坂9)の年間来街者数と売上高を発表した。

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 初年度の来街者数は約3,500万人で、商業ゾーンの売上は約306億円にのぼった。東京ミッドタウンマネジメントの広報担当者によると「当初の予想では、来街者数3,000万人、売上300億円を見込んでいた」といい、予想を上回る結果となった。とくに開業3日間での来街者数が約55万人、ゴールデンウイーク(4月28日~5月6日)が約150万人、クリスマスシーズン(11月15日~12月25日)が約500万人を記録した。

 来街者層の傾向について同担当者は「全国各地からの観光客のほか、海外、とくにアジア圏からの観光客が多いようだ」と話し、「施設内にはサントリー美術館もあり、近隣の国立新美術館や六本木ヒルズの森美術館などとの相乗効果も高かった」(同)と、3つの美術館をつなぐ「六本木アート・トライアングル」による効果も見られた。商業ゾーンの売上については「ファッションや雑貨、レストラン、フード・ショップなど高付加価値のラインアップで、好調に推移した」(同)という。

 開業2年目について同担当者は「来街者数、売上ともに、好調だった初年度に近づけていきたいと考えている」と話し、とくに「六本木ヒルズをはじめ、今年3月に開業した赤坂サカスや地元との協力関係を深め、地域活性を目指したい」という。また、開業1周年を機に、アート・デザインコンペティション「Tokyo Midtown Award」を開始する。同アワードでは「アート」と「デザイン」の2部門で、6月よりそれぞれ作品を募集し、優秀作は施設内での展示や、商品化の検討を行っていくという。

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