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西麻布のホテルで久保田育男さん写真展-写真を用いた家具も展示

久保田育男さんの作品

久保田育男さんの作品

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 西麻布のホテル&レジデンス六本木(港区西麻布1)で5月1日、フォトグラファーの久保田育男さんの写真や、写真を用いた椅子を展示する作品展「Picture Furniture」が始まった。

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 「ホテルに暮らす」をキーワードに滞在型の宿泊やSOHO利用を提案する同ホテルが、アーティストに作品発表の機会を提供する「ARTIST RESIDENCE PROJECT」の一つとして企画した同展。これまで書道家の川尾朋子さん、陶芸家の水野雄介さんなどを招いており、今回が8回目。

 久保田さんは1969(昭和44)年生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、アーバンパブリシティ(現amana)を経て2000年よりオウル(江東区)に所属。メンズファッション誌や服飾ブランドのカタログ・広告の写真を主に手掛けている。2009年には、エリック・サティの「Picture Music」にヒントを得て、独自の写真プロジェクト「Picture Furniture」を開始。「家具のように空間に溶け込み見飽きることのない写真」を目指し、ストロボや照明を使用せず手持ちで撮影し、デジタルではなくフィルムにもこだわって白い背景に白い対象物をとらえた作品を制作する。

 今回の展示では、加湿器や空気清浄機を制作・販売するカドー(中央区)の協力のもと制作された「Shape the (ch)air.」も展示。同作は厚みのあるアクリル製の椅子に久保田さんの作品を閉じ込めたもので、空間に溶け込むという「Picture Furniture」のコンセプトをさらに追求した新しい試みとして制作された。

 同社クリエーティブディレクターの鈴木建さんは、今回のコラボレーションについて「久保田さんの写真は見ていて飽きない。見る角度、日により感じ方が異なる、そんな面白さを感じる。私がいつも考えているデザインの普遍性にとても近い。今回は写真を通してのデザイン表現として『Shape the (ch)air.』を提案している。新鮮さと普遍性を兼ね備えた、画像と形の面白いコラボレーションをご期待いただければ」と話す。

 エントランスロビー、ニシロクラボは観覧自由で、レストラン「ココノマ シーズン ダイニング」内の作品観覧にはレストランの利用が必要。6月1日まで。

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