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ミッドタウンで「グッドデザインエキシビション」-「食」にまつわるイベントも

グッドデザイン・ベスト100の展示

グッドデザイン・ベスト100の展示

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 東京ミッドタウン(港区赤坂9)で10月31日、本年度のグッドデザイン賞の受賞作を展示する「Good Design Exhibition 2014(G展)」が始まった。主催は日本デザイン振興会(赤坂9)。

受賞作品がところ狭しと並ぶ第2会場

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 同賞では年に1度、その年の全受賞作の展示を行っており、昨年から東京ミッドタウンを会場に開催している。同展では、ミッドタウン内に5会場を設け、第1会場のミッドタウン・ホールには「グッドデザイン・ベスト100」の特別展示やイベントステージ、グッドデザイン大賞投票所を設置、第2会場と第3会場を中心に本年度の受賞作約1258点を全点展示する。第4会場と第5会場は「デザインコミュニケーション」として企業や大学の企画展示を紹介する。

 本年度は、審査委員長の深澤直人さんが「進んだ技術や技法が、本当に暮らしの役に立つ製品やサービスへと生かされたとき、私たちは使いやすさや気持ちよさを感じます」と言うように、生活に密着した製品やサービスが多く選定されている。来場者も投票で審査に参加できる「デザイン・オブ・ザ・イヤー」候補の9点の中に、秋田駅西口バスターミナルの木造の「待合所」やヤマハ発動機の電動アシスト車いす「JWスウィング」といった、生活や福祉に関わるものが選ばれているほか、受賞作品の中には防災用折り畳み式ヘルメット「IZANO」のような身近な防災用品や、「おもいやりライト運動」のようなよりよい日常生活を目指すアクションなども含まれている。

 イベントステージでは連日、デザイン関係者によるトークイベントなどを開催。31日18時30分からは、食にまつわるデザインプロジェクトを紹介する「食とデザイン ~食べること、活(い)きること~」を開催。東北支援で注目を浴びた岩手県オリジナルのプライベートブランド「ぺっこ」やみそ作りを歌を通して伝える「手前みそのうた」を紹介する。11月3日15時からは「小さな町が輝くためのデザイン」を開催。青森県十和田市の「ウマジン」、新潟県三条市・燕市の「燕三条 工場の祭典」、熊本県葦北郡津奈木町の「赤崎水曜日郵便局」などを紹介する。

 今年は、来場者が参加できるワークショップも開催。11月1日17時30分からは、iPhoneを高性能スキャナーにする照明「SnapLite」を使ったクリスマスカード作りワークショップを開催する。

 開催時間は11時~20時(最終日は17時まで)。入場料は1,000円(中学生以下無料、5日間有効)。11月4日まで。

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