ヤフーがネット公募の文学賞-「メール」がテーマ

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 ヤフー(港区六本木6)は8月16日より、パブリッシングリンク(千代田区)と小学館(千代田区)との3社共同で、「第2回 Yahoo! JAPAN文学賞」を開催する。

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 同賞は「日本の文学振興への貢献」を目的に創設された文学賞で、「Yahoo! JAPAN」の特集サイト上で文学作品を公募し、応募作品の中からオンライン投票により「Yahoo! JAPAN賞」を選出するもの。2度目の開催となる今回は、「メール」をテーマにした未発表の自作小説を、プロ・アマ問わずに募集。また、同賞のほか、選考委員が作家の感性で選考する「選考委員特別賞」を設け、「グランド・フィナーレ」で芥川賞(2005年)を受賞した作家・阿部和重さんが選考委員を務める。

 選考方法は、応募作品の中から5作品(予定)を選考委員会が選出後、特集サイト上にて一般公開し、オンライン投票を実施。結果発表は2007年1月中旬。受賞者には両賞ともに20万円が贈られるほか、小学館の文芸誌「きらら」への掲載(2007年2月号)と、パブリッシングリンクが運営する電子書籍配信ポータルサイト「Timebook Town」にて電子書籍化され公開される。

 応募期間は10月3日の24時までで、原稿規定は6,000~8,000字。応募は特集サイト内の規定応募フォームから。

 昨年開催された第1回目では「あした」をテーマに4,517作品の応募、8,302票の投票があり、「Yahoo! JAPAN賞」に藤堂絆さんの「アシタ」が、作家の石田衣良さんらが選考した「選考委員特別賞」にそらときょうさんの「キヨコの成分」が選ばれた。

第2回 Yahoo! JAPAN文学賞

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