六本木プリンスホテルを住友不動産に売却-407億円で

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 西武鉄道(豊島区)は12月21日、保有する六本木プリンスホテル(港区六本木3)を住友不動産(新宿区)に売却すると発表した。

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 ホテルの売却は12月20日に行われた西武鉄道の取締役会議にて決定したもの。同ホテルの帳簿価額は17億1,400万円(2006年9月末現在)で、住友不動産への譲渡価額は407億円。これにより西武鉄道は2007年3月期の連結財務諸表において約385億円の特別利益を計上する見込み。

 住友不動産は建物および土地(4,029.46平方メートル)を取得する。売買契約の締結および物件の引渡しは12月26日を予定。住友不動産広報部担当者は「取得した建物と土地の活用方法については現在のところ未定」と話している。

 六本木プリンスホテルは12月25日のチェックアウトを持って営業を終了。1984年に開業。設計は建築家の黒川紀章さんが手掛けた。

六本木プリンスホテル 営業終了のご案内

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