カードゲーム「ウィザード」日本選手権が初開催-六本木ヒルズで

写真=「ウィザード」日本選手権の模様

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 六本木ヒルズ・アカデミーヒルズ49(港区六本木6)で11月3日、カードゲーム「ウィザード」の日本選手権が開催された。

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 ウィザードは、トランプの「ブリッジ」や「ナポレオン」などの「トリックテーキング」に属するカードゲームで、通常のトランプの札52枚(ジョーカーを除く)に2種類の絵札(各4枚)を加えたカードを使い、2~6人でプレーするもの。勝利回数をあらかじめ宣言し、宣言した回数に近づけるのが特徴。手札の優劣を競い、獲得ポイント数で勝敗が決まる。カナダで考案され、アメリカではミリオンセラーを記録した。

 日本選手権は初の開催となり、国内での販売権利を持つジーピー(新宿区)が主催した。当日は全国の地区大会を勝ち上がった16人のプレーヤーが競った。優勝者は来年5回目を迎えるナイアガラでの世界選手権(8月1日・2日開催)に参戦する。同社の米川和秀代表取締役は「日本での販売は今年4月から。国内の愛好者は現在10万人ほど。世界規模では何百万人規模で親しまれている」と話す。

 日本選手権を制したのは、関東・東京地区から参加した楊万里さん。楊さんは910ポイントを獲得し、2位は4人(820ポイント)だった。楊さんには表彰状やトロフィー、世界選手権への目録が贈られた。米川代表は「さすが全国から勝ち上がってきたプレーヤー。レベルの高い戦いだった」と評した。日本選手権は今後、毎年開催される予定。

ジーピー「ウィザード」公式サイト

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