2人のオランダ人銀行員が撮影した「昭和の日本」

写真=展示風景

写真=展示風景

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 2人のオランダ人が撮影した昭和の日本の写真を展示する写真展「あるオランダ人が見た昭和の日々」が8月29日より、富士フイルム(港区赤坂9)内のショールーム「FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)」(TEL 03-6271-3350)で開催されている。

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 オランダ銀行の行員として昭和25年に来日したハンス・ブリンクマンさんと、同僚で昭和30年に来日したエイスブラント・ロッヘさんの2人。日本に滞在中、日本の文化や風景に興味を持ち、各地を撮影して回った。

 同展では、日本の自然や伝統的な祭りなどを紹介する「永遠の『日本』」、戦後の日本社会における歴史、経済、政治、都市などを紹介する「社会現象」、サラリーマンや農業・漁業などの様子を紹介する「労働・産業」など、6つのテーマで会場を構成する。

 昭和の銀座の街並みやサラリーマンが働くオフィスの風景、地方の光景や子どもたちの様子など、独自の視点で記録した写真約90点が会場を埋める。

 写真術は古くはオランダから日本に輸入されたとされ、同展には当時のアンティークカメラなども展示する。また、9月13日~15日の3日間は、オランダ物産コーナーも設け、同国の気分を盛り上げる。開催時間は11時~20時。入場無料。9月30日まで。

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