森美術館で「六本木クロッシング2010展」-時代を代表する作家20組が参加

HITOTZUKI(Kami+Sasu)《P.I.B.》2007年 ラテック 塗料およびスプレー塗装による壁画 横浜

HITOTZUKI(Kami+Sasu)《P.I.B.》2007年 ラテック 塗料およびスプレー塗装による壁画 横浜

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 森美術館(港区六本木6)で現在、日本のアートシーンのさまざまなジャンルで活躍するアーティストやクリエーターを紹介する「六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?」が開催されている。

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 同展は、現代社会の中のさまざまな問題を描くアートや私たちの日常があるストリートを舞台とする創作活動、そして新しい美学の誕生を予感させる新世代の表現などを通して「芸術は可能か?」というテーマの下、シャープでエネルギーにあふれ、力強く明日に挑む日本のアートの「今」を紹介する。

 2004年にスタートし、3年に1度開催する同展は今年が3回目。毎回異なるキュレーターが選出したその時代を代表する作品が交差(クロッシング)する「定点観測的な展覧会」。今回は長いキャリアを持つアーティストから若手の注目株まで、Chim↑Pom、高嶺格さん、宇治野宗輝さん、contact Gonzo、森村泰昌さん、ダムタイプなど20組のアーティストが写真、彫刻、インスタレーション、映像、グラフィック・アート、パフォーマンスなどで参加する。

 同館アソシエイト・キュレーターの近藤健一さんは「経済が停滞してアートの市場も影響を受けるという構図が、かつてのバブル経済崩壊後といろいろな点で重なって感じられる。芸術は可能か?というテーマは、こういう時代にこそアート本来の価値や存在感が問われるのではないかという問いかけであり、アートの可能性みたいなものを考えたい」と話す。

 期間中、同館館長や理事会メンバーが選考する「MAM賞」やクロスジャンルで活躍する審査員が選考する「特別賞」のほか、鑑賞者(オーディエンス)の人たちが展覧会を見た後に最も印象に残った作家を1組選んで投票する「オーディエンス賞」を設けている。投票は6月8日まで行い、同13日に発表を予定する。

 開館時間は10時~22時(火曜は17時まで)。入館料は一般1,500円ほか。7月4日まで。

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