三井不動産、麻布十番に地上36階建ての高層マンション

パークコート麻布十番ザ タワー外観

パークコート麻布十番ザ タワー外観

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 三井不動産(中央区)と三井不動産レジデンシャル(同)は5月26日、地下鉄「麻布十番」駅付近くに位置する高層マンション「パークコート麻布十番ザ タワー」(港区三田1)の竣工見学会を開いた。

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 三井不動産レジデンシャルが新日鉄都市開発(中央区)と藤和不動産(中央区)とともに、「三田小山町地区第一種市街地再開発事業」の参画組合員として開発した同物件。敷地面積は約7,500平方メートルで、建物は地上36階・地下1階、塔屋2階建て。総戸数は440戸、事業協力者住戸80戸を除く360戸が販売される。

 間取りは1LDK~3LDK(42.03~161.58平方メートル)の3タイプ。白を基調としたプレミアムスイートと、黒を基調としたプレミアムタイプを用意。販売価格は、5,110万円~4億3,800万円。最も多いのは2LDKの8,000万円~9,000万円タイプ。入居予定時期は6月中旬で、2009年12月の販売開始以来、「約8割が契約済み」だという。購入者は30~40代が全体の8割を占める。

 テーマは「FOREST」「ART」「HEALING」。敷地内にはさまざまな種類の植栽を行い、三井不動産としては初のインナーガーデンを設けた。また、清水敏男さんをアートディレクターに迎え、新進気鋭のアーティストの石彫刻や絵画などの作品159点を建物内外に配した。そのほか、「東京を一望できる」屋上デッキや、貸し切り可能なキッチン付きパーティー空間などの共用施設も備える。

 同社プロジェクト推進部の石井隆之さんは「この再開発事業は地元の住民のみなさまが20年以上、三井がこの事業に加わり7年の歳月をかけて実現した三田小山町地区の皆さまとの結晶。今後もコミュニティーを継承させていきたい」と話す。

 第2期8次販売開始は6月5日から。

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