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六本木で「森林再生プロジェクト」展-モア・ツリー、新作プロダクト発表も

鈴木康広さんの新作プロダクト「りんごのけん玉」 

鈴木康広さんの新作プロダクト「りんごのけん玉」 

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 六本木のアクシスギャラリー(港区六本木5、TEL 03-5575-8655)で10月27日より、「more trees展 森を感じる12日間」が開催される。主催は同ギャラリーと「more trees(モア・トゥリーズ)」。

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 森林の保全や整備、植林などの活動を行うモア・トゥリーズは、坂本龍一さんらが中心となって2007年に設立した森林保全団体。同展では、森林の現状や森林への取り組みを伝える内容の展示を行うほか、「Play the Living」をコンセプトに間伐材を使って製作した新作プロダクトの発表なども行う。

 同展には深澤直人さん、鈴野浩一さん、鈴木康広さん、小林幹也さん、清水慶太さん、倉本仁さん、熊谷有記さん、角田陽太さんら8人のクリエーターが参加。プロダクト作品約25点を展示する。

 併せて、インスタレーション作品も紹介。鈴木康広さんが制作した「空気の森」は、中庭に透明な巨木数本を置き、周りにヒノキのウッドチップを敷き香りが出るように演出。同ギャラリーの佐野恵子さんは「都会で住む人にとって木や森は遠い存在かもしれないが、作品を見て、木の香りを感じてもらって、自分の中にある木や森の記憶を思い出してもらえれば」と話す。

 地下1階のインスタレーション作品「more trees(もっと木を)」では、木や森林にかかわる仕事をする人やボランティア活動をする人などが、端材を使って「木」という文字を制作。約500個の「木」をつるし、来場者がその場で「木」を作ってつるすこともできるという。

 森や自然をテーマに撮影した写真展「TOUCH WOOD art project」では、ホンマタカシさん、松江泰治さん、MOTOKOさん、若木信吾さんら20人の写真家が参加する。
 会期中、ワークショップやトークイベントなども予定。

 開館時間は11時~19時(11月7日は17時まで)。入場無料。11月7日まで。

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