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六本木ヒルズで「フェルメールとレンブラント」展 日本初公開作など

ヨハネス・フェルメール 「水差しを持つ女」1662年頃、メトロポリタン美術館

ヨハネス・フェルメール 「水差しを持つ女」1662年頃、メトロポリタン美術館

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 六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリー(港区六本木6)で1月14日から、17世紀にオランダで活躍した作家の作品を展示する「フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち」展が開催される。

レンブラント・ファン・レイン「ベローナ」

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 同展はオランダが黄金時代を迎えた17世紀に活躍した作家たちにスポットを当てたもので、1609年生まれのレンブラント・ファン・レインと、1632年のヨハネス・フェルメールを中心に、フランス・ハルス、ヤン・ステーンなどの作品も合わせ約60点を展示する。

 展示は4部構成で第1部の「オランダ黄金時代の幕開け」を序章、第4部の「オランダ黄金時代の終焉」を終章と位置づけ、第2部と第3部で主だった作品を紹介する。

 第2部の「オランダ黄金時代」では、国として黄金時代を迎えたオランダで花開いた絵画文化を風景画、静物画、風俗画などのジャンルに分けて紹介。交易で栄えたオランダを象徴する海洋画では、コルネリス・クラースゾーン・ファン・ウィーリンゲンの「港町の近くにて」などを紹介、オランダ絵画の人気分野の一つといえる風俗画では、フェルメールの「水差しを持つ女」(日本初公開)やヤン・ステーンの「恋の病」などを展示する。

 第3部の「レンブラントとレンブラント派」では、独特な技法で多くの肖像画や歴史画を描き現在でも評価が高いレンブラントと、彼の弟子たち「レンブラント派」の作品を展示。レンブラントの作品では肖像画の一つ「ベローナ」(日本初公開)などを、レンブラント派の作品ではカレル・ファブリティウスの「帽子と胴よろいをつけた男(自画像)」などを紹介する。

 開催時間は10時~20時。1月19日休館。入館料は一般=1,600円など。3月31日まで。

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