「ピーターラビット」のベーカリーショップ、「白神山地」の酵母使用

写真=店舗内観

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 パンの製造・販売などを手がけるサラ秋田白神(本社=秋田県潟上市)は9月20日、麻布十番商店街にベーカリーショップ「ピーターラビットベーカリー」(港区麻布十番1、TEL 03-6427-0345)をオープンした。

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 同店は、テークアウト専門のベーカリーショップで、世界遺産「白神山地」のブナ原生林から発見された「白神こだま酵母」を使用したパンを販売するのが特徴。同社の大塚節子代表取締役は「白神こだま酵母は腐葉土の中から産出する。他の酵母に比べてとても生命力が強いため、品種改良されたイースト菌と比べてもそん色ない発酵が可能」として、「劣化を早めるような油やバター、添加物等は使わずに、酵母の個性が活きた自然素材のおいしいパンができる」と話す。店名にピーターラビットの名を冠したことについては「著者のビアトリクス・ポターが貢献した『ナショナル・トラスト』運動に共感しているため。私たちは身体や環境にやさしいパンを提供していく」という。

 原料には北海道産の小麦、天然塩、国産キビ砂糖などを使用し、パンは店舗奥の厨房でつくられる。店舗では「白神(ソフトフランス)」(320円)や「フィグコンプレ(ハーフ)」(550円)のほか、自家製プリンを使用した「ピーターのプリンパン」(300円)や「ダッチェスのミートパイ」(280円)などピーターラビットにちなんだものも含め約50種類のパンを販売する。店内は木調で、店舗面積は20坪。営業時間は10時~19時。同店は今後5年間で10店舗の多店舗展開を目指す。

 第1号店を麻布十番に出店した理由について大塚代表は「麻布十番は新旧が混在する街。私たちを受け入れてくれる土壌があるのではと考えた。食べるものは日常品なので、普段の生活から良いものを取り込む人が多いと考えている。また、ビジネス街にも近く、会社帰りなどに利用いただきそれぞれの自宅から広く浸透していければ」と話す。

 「ピーターラビット」のライセンスエージェンシーであるコピーライツアジア(渋谷区)の担当者は「同店は大塚さんとの出会いの中から生まれたもの。21日には南青山にフラワーショップも開店する。本国のイギリスではグッズショップなどはあるが、飲食店などの商業施設として展開するのは日本のみの試み」と話す。2005年には実験的にレストランを自由が丘に開業していた(現在は閉店)。

PETER RABBIT BAKERY

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