国立新美術館で科学のトークショー-日本科学未来館との初の共同企画

《植物を育む言語又は‘反照している’を見る》展示風景。

《植物を育む言語又は‘反照している’を見る》展示風景。

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 国立新美術館(港区六本木7)で7月10日、日本科学未来館(江東区)との共同トークイベント「アート×サイエンス クロストークvol.1 『野村仁 変化する相-時・場・身体』×『‘おいしく、食べる’の科学展』が行われる。

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 同館では現在、現代美術家・野村仁さんの個展『野村仁 変化する相-時・場・身体』(7月27日まで)が開催されている。野村さんは1960年代末から、いち早く写真を使った美術表現に取り組み「重力」や「時間」を目に見えるかたちで示す作品で注目を集めてきた。

 今回のイベントは、さまざまな色の発光ダイオードを植物に当てる野村さんの作品「植物を育む言語又は‘反照している’を見る」をめぐり、同展覧会担当研究員・平井章一さんと日本科学未来館・科学コミュニケーター森田由子さんが、美術と科学の双方の観点からトークを展開する初めての企画。発光ダイオードによる植物の育成や、語りかける言語(LEDの色彩)の違いによる成長の差などを分かりやすく検証する予定。

 開催時間は18時~19時。参加無料。定員60人。開館時間は10時~18時(金曜は20時まで)。入館料は一般1,000円ほか。火曜休館。

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