六本木ヒルズの会員制施設でチャリティー団体が交流イベント 世界7カ国から参加

イベント当日の様子

イベント当日の様子

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 六本木ヒルズ森タワー51階の会員制施設「六本木ヒルズクラブ」(港区六本木6)で6月16日、交流イベントが開催された。

LA DITTA社長の小里博栄さん

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 主催は、イベントの開催などを行う「LA DITTA」(同区)、世界の子どもを支援する団体「SMILE ASIA」(シンガポール市)。SMILE ASIAに所属する7カ国それぞれの役員が年に1度集まる定例役員会議に合わせて初めて行われた。

 当日は、LA DITTA社長の小里博栄さんや、SMILE ASIA名誉会長のデビッド・エイカーズ・ジョーンズさん、同団体の役員ら計52人が出席し、参加者はフルコースの料理と飲み放題のワインを片手に交流を深めた。

 イベントでは、ジョーンズさんが「SMILE ASIAの名誉会長に就任しこの席に参加できることをうれしく思う」とあいさつし、共同会長となったヴィンセント・ヨウさん(シンガポール)とランジット・バーサクルさん(インド)、副会長に就任したカール・トレリーヴンさん(アメリカ)も今後の抱負を表明。日本代表の松島恵之さんはイベント開催へのお礼の言葉を述べ、「SMILE ASIA」のアンバサダーであるプリアンカ・吉川さんは「5月に行われたインドのアッサム州グワティのミッションに同行し、とても意義の深い活動に感銘を受けた」と語った。

 参加した藤原慶子さんは「今回のイベントで、貧困で苦しむ東南アジアの子どもたちへ支援を行っているLA DITTAやSMILE ASIAの活動内容がより理解できた。できることがあれば積極的に自分から何かしていきたい」と感想を話した。

 「SMILE ASIA」は、アジアの開発途上国に住む、口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)の子どもたちに無償の手術を提供する活動を年に30~35回行っている慈善団体の連合。今年5月に、インド・アッサム州グワティの病院に日本人麻酔医2人、手術室看護師2人、フォトグラファー1人を含む医師団を派遣し、8日間で計100人の手術を行うなどの活動を行っている。この日の参加費の一部は同団体に寄付された。

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