麻布十番に今秋、建築家の隈研吾さんが設計する商業ビルが新たにオープンすることが分かった。運営はマックスプラン(港区麻布十番4)。
「麻布十番開発プロジェクト 街の象徴となる開発」をコンセプトに、一の橋交差点付近で現在工事中の同プロジェクト。店舗用テナント用として建設し、ビル名は「MAXPLAN AZABU10」とした。
建物は地上9階、床面積は743.67平方メートルを予定。テナントは現在募集している。同社社長の中村鈴子さんは「共同的な価値生成の起こる新しい価値を見つけ出し社会と自己の接点の場所、文化的な価値観が生まれる場所を目指していきたい」と説明する。
隈さんは「東京の未来と伝統のインターセクション、麻布十番の交差点に『ゆらぎ』のある街のシンボルをつくろうと考えた。高さ、厚み、テクスチャーの異なるさまざまなサイズのパネルを集積させることによって、街の多様さとエネルギーを表現した」とコメントした。
開業予定日は10月22日。