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江戸の小袖の逸品を一堂に−サントリー美術館
(2008年08月14日)
江戸時代の小袖を中心に、能装束や裂(きれ)など約1万点の染織資料を収蔵する「松坂屋京都染織参考館」。同館の収蔵品から江戸時代の小袖など約300件を紹介する展覧会が7月26日より、サントリー美術館(港区赤坂9)で開催されている。
参考館の歴史は、呉服商として1611年に名古屋で創業した松坂屋が、1931年に「染織参考室」を京都に設置したことに端を発する。江戸時代の服飾形式の中心だった小袖。同展には花や草木、風景などを大胆に刺しゅうや染色で表現した小袖が並び、華やかな江戸の空気を感じることができる。
展示作品の1つ「御所車花鳥模様小袖」(桃山時代〜江戸時代初期、8月11日までの展示)は、紅、黒、白で染め分けた地に、松や御所車、鳳凰などを刺しゅうした「慶長小袖」で、保存状態の良さからも歴史的資料価値の高い逸品。夏らしい麻地を用いた「楼閣庭園模様帷子(かたびら)」(江戸時代中期、8月13日〜9月1日展示)は、楼閣と流れる水、植物を施した爽やかな季節感を感じさせる。展示ではこのほか、参考館が所蔵する小袖を作る上で意匠の参考とされた「雛形本」も公開する。
開館時間は日曜・月曜・祝日=10時〜18時、水曜〜土曜=10時〜20時。火曜休。入場料は当日一般1,300円ほか(和服で来館した人は当日料金より300円割引)。9月21日まで。
雛形本「西川ひな形」享保3年 1718 松坂屋京都染織参考館蔵(画像)今秋、六本木で「ピカソ展」−国立新美とサントリー美で同時開催(六本木経済新聞)サントリー美術館で「和モード」展−小袖や櫛、化粧道具など展示(六本木経済新聞)サントリー美術館で高級烏龍茶を愉しむ茶会−胡弓演奏も(六本木経済新聞)
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