スペインのモダニズム建築家-乃木坂の「ギャラリー・間」で展覧会

グラナダ貯蓄銀行本社(グラナダ/2001年)©Hisao Suzuki

グラナダ貯蓄銀行本社(グラナダ/2001年)©Hisao Suzuki

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 乃木坂の建築・デザイン専門ギャラリー「ギャラリー・間(ま)」(港区南青山1、TEL 03-3402-1010)で6月25日から、スペインのモダニズム建築家アルベルト・カンポ・バエザさんの展覧会が行われる。

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 カンポ・バエザさんは1946年スペイン生まれ。マドリードを拠点に、主に国内で多数の建築作品を手がけている建築家。その作品は「More With Less(より少ないもので、より豊かなものを)」とカンポ・バエザさん自身が表現するように、外観は極めてシンプルな建築でありながら、内部には意図的に設けられた天窓や高窓、ガラス壁のペントハウスなど強い光に満ちた空間が作られている。

 カンポ・バエザさんの作品は、正統なモダニズム建築として「グラナダ貯蓄銀行本社」(グラナダ/2001年)や「デ・ブラス邸」(マドリード/2000年)などが知られている。同展では、カンポ・バエザさんが常に持ち歩いているスケッチブックに描かれたスケッチを樹木に見立てたインスタレーション「The Creation Tree」を創作して発想の源を公開するほか、模型や映像を組み合わせて代表作から現在進行中の最新プロジェクトまでを紹介する。

 開廊時間11時~18時。月曜・日曜・祝日休廊。入場無料。8月29日まで。

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