六本木ヒルズで「ヴァン クリーフ&アーぺル」大規模展覧会-300点近くを展示

スピリット オブ ビューティークリップ(トンボの妖精 1994年)

スピリット オブ ビューティークリップ(トンボの妖精 1994年)

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 森アーツセンターギャラリー(港区六本木6、六本木ヒルズ森タワー52階)で現在、仏ジェエリーブランド「ヴァン クリーフ&アーぺル」の100年を振り返る展覧展「ザ スピリット オブ ビューティー展 ~時空を超える美の真髄」が開かれている。

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 同社が所蔵するアーカイブコレクションと、フランス国内外の個人コレクションから選んだ300点近いジュエリーや時計、美術作品などを展示する。同展のメーンテーマ「ザ スピリット オブ ビューティー」はブランド創設以来の理念で、ダイヤモンドとルビー、エメラルドで作られた有名な妖精のクリップにちなんで名付けられた。

 会場デザインを担当したのは、ロンドンの「ドーチェスターホテル」などを手がけたパトリック・ジュアンさん。ジュアンさんは「魔法のおとぎ話の世界を旅する」をコンセプトに約1,000平方メートルの同会場を4つのテーマで構成した。

 生物の美しさと生命力をたたえる「自然のスピリット」、本物と見まがうようなレースやリボンの機能美に注目した「エレガンスのスピリット」、ペルシャなど異国にインスパイアされて誕生した作品を集めた「冒険のスピリット」、セレブが着用したジュエリーを集めた「インカーネーション(美の化身)」。「インカーネーション」ではモナコのグレース王妃が着用したティアラも展示している。

 期間中、ヒルズ内の5つのレストランとショップでコラボレーションメニューや商品を期間限定で提供する。

 開館時間は10時~20時。(最終入館19時半)入場料は一般1,200円ほか。2010年1月17日まで(会期中無休)。

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