六本木に12月14日、都内2店舗目となるスーパー「もとまちユニオン」（港区六本木3、TEL 03-3582-9450）がオープンした。経営は京急グループのユニオネックス（横浜市西区）。

アイコンとなっているロゴ入りショッピングバッグ（880円～）

　店舗面積は165.9坪。1958（昭和33）年、横浜元町で外国人向けスーパーマーケットとしてスタートした「もとまちユニオン」。横浜元町を中心に広まり、現在9店舗を展開。都内では今年10月にオープンした新宿店に次ぐ2店舗目となる同店は、六本木3丁目地区第一種市街地再開発事業を構成する超高層タワーレジデンス「THE ROPPONGI TOKYO」商業棟の1階に位置する。生鮮食品、加工食品、酒類、雑貨、日用品など約8000点をそろえ、近隣の居住者、就業者などのニーズに応える。24時間営業は初の試み。

　旬と産地にこだわった野菜やフルーツ、国産黒毛和牛をはじめ、神奈川県産「はまぶた」などの精肉、毎日市場から届く魚介、国産原料にこだわった豆腐、納豆、練り製品や乳製品、世界各国のナチュラルチーズなどのほか、洋風家庭料理として、サイドメニューやサラダ、高品質な精肉を使った肉料理など、日常の食卓やパーティーを盛り上げる「デリ」も扱う。

　店内には元町本店同様、札幌に本店を構えるパン店「パン・オ・トラディショネル」のコーナーも設けた。「特にクロワッサンが人気」（広報担当の藤島亜望さん）だという。

　同店限定のサービスとして、住居棟611戸の住人に「朝食デリバリー」を行う。前日20時までの間に注文すると翌朝配達する。2種類から選べ、価格は1,000円。