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麻布十番にシャツ専門店-メーカーが出店、メード・イン・ジャパンにこだわり

白いシャツはスタイリストが黒木メイサさんのために購入したのと同モデル

白いシャツはスタイリストが黒木メイサさんのために購入したのと同モデル

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 麻布十番に2月20日、シャツ専門店「mim(ミム)」(港区麻布十番2、TEL 03-3451-0332)がオープンした。経営はスキャッティ・オーク(中央区)。

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 店舗面積は約9坪。1957(昭和32)年に同社の母体である「東京奥平」を設立。生地の生産・販売にシャツの製造部門を加え、そこで作られたシャツが旧ヴァンヂャケット(VAN)へ納入されていた。1978(昭和53)年、旧ヴァンヂャケット解散と同時にスタッフが集まり同社を設立。現在は全国のデパートなどに18店舗を展開している。

 同店のマネジャーを務める奥平美代子さんはテレビプロデューサーで、同社社長の妻(取締役)。同社のシャツを着ていると、購入場所を聞かれることが多く、「働く女性向けにも上質なシャツを展開したい。着心地の良さ、クオリティーの高さをアピールしたい」と出店を決意。場所は以前から親交のあった友人に提供してもらった。

 全ての製品は日本製で、レディスが中心だが、「メンズ仕立てで作る縫製はクラシックスタイルで、隅々まで美しい。『日本製は高い』という概念を払拭(ふっしょく)したい」と奥平さん。価格帯はレディス(オフィスワーカー向け)=8,900円~、メンズ(カジュアル)=7,800円~。「生地の生産から手掛けているからできる値段。利益は少なくてもより多くの人に着てもらいたいという先代の教えを守っている」という。

 杉本彩さん、国生さゆりさんなど、奥平さんを慕うタレントも多く、内装などのデザインには、タレントの森泉さんのアイデアも盛り込まれている。シャツ以外にも、奥平さんの友人らが手掛ける手作りジュエリーやスカーフなどの商品も扱う。

 営業時間は12時~20時。日曜定休。

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