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グローバルダイニング、六本木に新業態「LB6」-本格グリル料理メーンに

オープンキッチンの中央に本格的な炭焼台を設け、カウンターテーブルが取り囲む(通常は椅子あり)

オープンキッチンの中央に本格的な炭焼台を設け、カウンターテーブルが取り囲む(通常は椅子あり)

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 六本木に6月11日、炭火焼きをメーンに、オーブン料理やタパスなどを提供する「LB6(エルビー・シックス)」(港区六本木4、TEL 03-3478-0222)がオープンした。経営はグローバルダイニング(港区)。

とろとろのフォアグラを綿菓子で包む「キャンディーフォアグラ」

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 店舗面積は約25坪、席数は55席。「カフェ ラ・ボエム」だった店舗を全面改装し、同社の新業態として出店。炭焼台を中央に配置したオープンキッチンを取り囲むようにカウンターを設け、バル風の活気ある雰囲気にまとめた。店名の「LB6」は、「ラ・ボエム 六本木」の頭文字を取った。

 「ここ数年大型店舗の開発を中心に行い企業としては大きくなったが、ここでもう一度原点に立ち戻り、チェーン店にはできないような質の高いサービスや料理をリーズナブルに提供する店として、本当にお客さまの求めているものを追求していきたい」と取締役兼総料理長の小林庸麿さん。契約牧場から一頭買いした豚肉や、子牛から育て、自社倉庫で55日間熟成させたドライエイジングビーフ、下田漁港から水揚げされ24時間以内に届く魚介などの新鮮素材を、「こだわり」の炭焼台で調理する。

 欧米の先進的なレストランで使われているという真空低温調理器「サーキュレーター」で作る「キャンディーフォアグラ」(350円)、オーダーが入ってからのこぎりでカットし焼く「骨付き豚ロース 本ワサビ添え」(650円/100グラム)、「ベーコンチェダーミルクビスケットとメープルバター」(450円)などが「自信作」で、「ぜひ食べてみてほしい」と小林さん。

 ソムリエが2人駐在し、同社のワインディレクターでマスター・オブ・ワインの称号を持つネッド・グッドウィンさんが世界中から買い付けたユニークで高品質なワイン(2.500円~)を常時30~40本用意。日替わりで、約15種は2種類のミニカラフェ(400~1,500円)で提供。あまり飲めない人や、いろいろ飲みたい人のテイスティングなどに対応する。そのほかのドリンクメニューは、ビール(580円~)、カクテル(980円)など。客単価は3,500~4,000円。

 「まだトライアル段階。人材育成に励み、質の良いサービスが提供できる段階になったら2号店の出店もありえる。出店する地名によって(記号のような)店名の並びが変わっても面白いかもしれない」と小林さん。

 営業時間は17時~翌3時。

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