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ミッドタウンで現代アートフェア「G-tokyo」-草間彌生さん国内フェア初登場作も

「Flowers That Bloom Tomorrow」Yayoi Kusama/2010 Courtesy Victoria Miro, London and Ota Fine Arts, Tokyo ©Yayoi Kusama Photography ©Stephen White

「Flowers That Bloom Tomorrow」Yayoi Kusama/2010 Courtesy Victoria Miro, London and Ota Fine Arts, Tokyo ©Yayoi Kusama Photography ©Stephen White

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 東京ミッドタウン(港区赤坂9)で3月23日・24日、現代アートフェア「G-tokyo 2013」が開催される。

「Trans-Koji(Stroke)#2 」Kohei Nawa /SCAI THE BATHHOUSE Photography ©Nobutada OMOTE|SANDWICH

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 国内有数のギャラリーが集結し、気鋭作家の最新作から国内外の名だたる美術館で個展を開く人気作家の大作まで、企画展形式で展示・販売する同フェア。2010年に始まり、4回目となる今年は場所を東京ミッドタウンに移し、出展ギャラリーの顔ぶれも一新。毎年2月に行われていた会期を、東京都と東京都歴史文化財団が行っている東京文化発信プロジェクト「六本木アートナイト2012」と同日に設定した。

 会場構成には若手建築家ユニット、マウントフジアーキテクツスタジオを起用。従来のブース型展示とは異なる自由なスペースで作品に向き合い、ギャラリストやアーティストとの対話を楽しめるようにした。

 出展ギャラリーは、ギャラリー小柳、ギャラリーSIDE 2、ヒロミヨシイ六本木、イムラアートギャラリー、カイカイキキ ヒダリジンガロ、ケンジタキギャラリー、児玉画廊、小山登美夫ギャラリー、MISA SHIN GALLERY、ミヅマアートギャラリー、MORI YU GALLERY、オオタファインアーツ、SCAI THE BATHHOUSE、タカ・イシイギャラリー、タケニナガワ、TARO NASU、ユミコチバアソシエイツ、ワコウ・ワークス・オブ・アート(以上アルファベット順)の18ギャラリー。

 同フェアのために特別に制作された新作をはじめ、多くの作品がそろう中、草間彌生さんの国内フェア初登場となる大型立体作品や、名和晃平さんの、モチーフを3Dスキャンし表皮データにエフェクトをかけた新しい展開の彫刻「Trans」、今年初出展となる「タケニナガワ」は、昨年ヒューゴ・ボス賞を受賞したベトナム生まれのアーティスト、ダン・フォーさんを紹介。「TARO NASU」からは、フリーズ・アートフェアのチケットブースをデザインして話題となったマシュー・ダービシャーさんの新作を紹介する。

 このほか、オーストラリアの自然派スキンケアブランド「Aesop(イソップ)」とのコラボレーション企画、ハイジュエリーメゾン「ブシュロン」の特別展示や、「多角的視点」からアートの現場を考えるトークセッションなども予定する。詳細はウェブサイトで確認できる。

 開催時間は11時~24時(24日は19時まで)。入場料は、一般=1,200円、学生(高・大)=1,000円、4歳~中学生=600円。

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