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六本木のパブで復興支援クイズ大会-児童養護施設支援のNPOが企画

昨年の「おいでよ!東京」の様子

昨年の「おいでよ!東京」の様子

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 六本木のパブ「ホブゴブリン六本木」(港区六本木3)で8月7日、福島の児童養護施設で暮らす子どもたちを支援するイベント「Charity Pub Quiz - BLUE for TOHOKU」が開催される。

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 同イベントを企画したNPO法人「ブルーフォー東北」(新宿区)は福島県の被災地域にある児童養護施設の支援のため2011年4月に設立。企業、一般から寄付を募り、家電製品やパソコン、自転車、日用品などの物品での支援を中心に活動を行ってきた。同時に、福島第一原発事故の影響で現在も自由に外で遊べない子どもたちが多くいることを踏まえ、子どもたちが思い切り遊べるように東京へ招待する「おいでよ!東京」の活動にも取り組んでいる。

 「おいでよ!東京」は昨年初めて開催。福島の養護施設の子どもたち約60人を招待し、「キッザニア東京」で職業体験をした後、屋外でプロのスポーツ選手たちと交流するイベントを開催した。「おいでよ!東京」は今月19日、昨年同様キッザニア東京への訪問と屋外での活動を予定。実施には1人あたり約2万7,000円の費用が必要で、現在寄付を募っている。

 この運営資金集めの一環として行う同イベント。参加者は4~6人のチームを組んでクイズ大会に参加。1ラウンド10問、合計5ラウンドのクイズを行い、総合得点の高いチームが優勝。優勝チームには賞品を用意する。参加者は2ドリンク付きの3,000円券か、ドリンク無しの1,000円券のどちらかを購入、3,000円券ではうち2,000円、1,000券では全額が寄付される。チーム、個人いずれの参加も可能。

 同NPOの後藤英彦さんは「多様な方法をとることで寄付者が偏らず多様な方から寄付を集められる。これまでは物品での支援が中心だったが、これからは施設を訪問するなどソフト面での支援も増やしていきたい」と話す。

 開催時間は20時30分~22時30分。参加希望者はメールによる予約が必要。詳しくはフェイスブックのイベントページで確認できる。

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