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六本木ヒルズに世界の朝文化発信「エッグセレント」-元客室乗務員が提案

「エッグセレント」店内

「エッグセレント」店内

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 六本木ヒルズに11月5日、卵料理を中心に朝文化を発信する「エッグセレント」(港区六本木6、TEL 03-3423-0089)がオープンした。経営はリヴァンプ(港区)。

卵かけご飯のような「A.M.エッグセレント ベネディクト」

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 店舗面積は171.99平方メートル、席数はテラス席を含め96席。ウッド素材を使ったナチュラルな空間に、卵がモチーフのシェルフや雑貨を置き、「思わずニッコリしてしまう仕掛けをちりばめた」と話すエッグセレント取締役で事業発案者の神宮司希望さん。前職の国際線客室乗務員だった時代に世界を行き来する中で、欧米を中心とする「朝文化」の活用方法に感銘を受け、「日本にも広めて元気を与えたい」と出店を決意したという。

 欧米で見た朝文化は、「スーツをビシっと着たビジネスマンが、なかなか会えない自分のおばあちゃんと一緒にカフェで朝食をとり、じゃあ行ってくるねと出社する風景や、友人を訪ねたときに、朝なら時間あるから朝食を一緒に食べようと誘われるなど、朝の使い方が上手。その日一日を元気に過ごすためのエネルギーチャージの時間になっている」と話す。

 メニューは、神宮司さん自ら生産者を訪ね探した山梨県甲斐市の郊外、標高1100メートルの大自然に囲まれた山の麓にある黒富士農場のオーガニック卵を使った卵料理を中心に展開。主力メニューとなる「エッグベネディクト」は5種類。バンズをご飯に替え、薄切りのマグロやアボカド、ポーチドエッグを載せ、ソースをかけたオリジナルのTKG(卵かけご飯)「A.M.エッグセレント ベネディクト」(1,500円)など。パンケーキは、オリジナルミックス粉を開発し、「口溶けの良いとろける食感」を実現、店内限定でミックス粉の販売も行う予定。平日7時から10時までは「モーニング プレート」3種類(600円~900円)を用意する。

 ドリンクは、オレンジに穴を開けて果汁をそのまま飲む「フレッシュオレンジジュース」(500円)、「カスタム スムージー」(700円)など。

 「ここに来ると元気になるよね、と言ってもらえるようなお店にしたい」と神宮司さん。

 営業時間は7時~21時(土曜・日曜・祝日は8時~)を予定。

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