東京ミッドタウン（港区赤坂9）芝生広場で4月25日、ゴールデンウィークの恒例イベント「OPEN THE PARK」が始まり、ハイボールガーデンなどがオープンした。

パークライブラリーの様子

　オープン以来ゴールデンウイークの恒例となっている同イベント。今年は、前半のメーンイベントとして現在21_21デザインサイトで開催中の「コメ展」と連動した「ミッドタウン コメピクニック」を初めて開く。芝生でくつろぎながら全国各地のコメを味わう同イベントでは、「五つ星お米マイスター」の西島豊造さんが「昼ごはんにぴったり」というブランド米を選定。そのおにぎりを、同じく西島さんがそれぞれのコメに合うものとして選んだ付け合わせとともに提供する。

　コメは北海道芦別市さんの「芦別ななつぼし」、島根県隠岐の島さんの「隠岐藻塩米 特選コシヒカリ」、長野県北安曇野郡松川村さんの「鈴ひかりコシヒカリ」など10種。付け合わせは茅乃舎の「海苔（のり）の佃（つくだ）煮」、肉の専門店スギモトの「松阪牛しぐれ煮」、まるかつ水産の「松前漬け」など14種類で、全ての商品が同施設内の店舗で購入できる。メニューは、コメ1種と付け合わせ2種の「10種類のピクニックセット」、コメ3種と付け合わせ3種の「お米の食べ比べセット」（以上500円）。

　今月26日からは無料で本の貸し出しを行う「ミッドパーク ライブラリー」もスタート。貸し出す本は、ブックディレクターの幅允孝さんが「芝生で楽しむ」をテーマに50のキーワードについて3冊ずつ本を選んだもので、「セットで貸し出すことで本と出合うことにもつながる」という。26日・27日・29日の15時からは「芝生の上の朗読会」を開催。26日は歌人の加藤千恵さんと枡野浩一さん、27日は作家の角田光代さん、29日は詩人の銀色夏生さんが自作などを朗読する。

　ミッドタウン・ガーデンには「森香るハイボール 白州 ミッドパーク カフェ」がオープン。メニューはハイボール（500円～）、ビール（600円）、ホットウイスキー（500円）、「白州 タンスモーク」（600円）、「白州 ソーセージ盛り合わせ」（1,000円）など。平日の夜にはベーコンや有機野菜を専用のグリルで焼くバーベキュー「プレミアムグリル」（フリードリンク付き5,000円、要予約）も。

　そのほか、ヨガイベント「ミッドパーク ヨガ」、ギネスワールドレコードに挑戦する「ミッドパーク チャレンジ」なども展開する。

　コメピクニックの開催時間、ミッドパークライブラリー＝11時～17時、ミッドパークカフェ＝17時～22時（土曜・日曜・祝日は12時～）。コメピクニックは29日まで、ミッドパークライブラリーは29日までと5月3日～6日。ミッドパークカフェは5月25日まで。いずれも雨天中止。