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六本木で「文化庁メディア芸術祭」受賞作展-イベント事前申し込み始まる

アニメーション部門大賞の「The Wound」 ©Ural-Cinem

アニメーション部門大賞の「The Wound」 ©Ural-Cinem

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 国立新美術館(港区六本木7)などで2月4日から、「第18回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」が開催される。

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 文化庁メディア芸術祭は文化庁がアート、アニメ、漫画など優れたメディア芸術作品を顕彰し展示する催しで今回が18回目。同祭では応募作品の中から、アート部門、エンターテインメント部門、アニメーション部門、マンガ部門の各部門について大賞、優秀賞、新人賞、審査委員会推薦作品をそれぞれ選出。受賞作品展で展示、上映を行う。

 メーン会場となる国立新美術館では、受賞作品を中心に幅広いジャンルのメディア芸術作品の展示やシンポジウム、ワークショップなどを開催。今年のサテライト会場は2つで、シネマート六本木(六本木3)では上映会とマンガライブラリーを、スーパー・デラックス(西麻布3)ではトークとライブパフォーマンスをそれぞれ行う。

 会期中開催されるイベントの一部は事前申し込みによる定員制で、開催前日の17時までに申し込みが必要。シネマート六本木と国立新美術館での上映は、アニメーション部門大賞の「The Wound(ザ・ウーンド)」を含む「短編プログラムA」、同優秀賞の「映画クレヨンしんちゃん『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』」「ジョバンニの島」、同新人賞の「たまこラブストーリー」、エンターテインメント部門新人賞の「5D ARCHIVE DEPT.」を含む「プログラムB」など17プログラムで、シネマート六本木開催のものは事前申込制。

 ワークショップは、アニメーション部門優秀賞の「The Sense of touch」を題材にした聴覚障がい者向けのものや、アート部門優秀賞の「Nyloïd」を視聴覚障がい者と共に鑑賞するもの、中高生向けのプログラミング講座、エンターテインメント部門大賞の「Ingress」の初級者向けの講習会などを開催する(いずれも事前申込制)。

 イベントはほかに、受賞作家のプレゼンテーションと作品の実演を行う「ラウンジトーク&ライブパフォーマンス」(全4回)、功労賞を受賞した渡辺泰さんが登壇するシンポジウム「ディズニー・アニメーションの魅力」(以上、事前申込制)、エンターテインメント部門優秀賞「3RD」の制作者ヘドウィッヒ・ヘインスマンらによるトーク(全2回、参加自由)など。シネマート六本木の1階エントランスにはマンガ部門の受賞作品・審査委員会推薦作品の全巻などを自由に読むことができる「マンガライブラリー」を開設する。

 国立新美術館の開館時間は10時~18時(金曜は20時まで、2月10日休館)。マンガライブラリーは10時~19時(2月10日休館)。入場無料。2月15日まで。

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