「ブルーマングループ」が日本上陸-六本木の劇場で12月公演

渋谷の「O-EAST」で「ブルーマングループ IN 東京」の東京公演制作発表会が開かれた。アジアでの公演は初。顔を青く塗った男性3人がパフォーマンスを披露する。写真は発表会の模様。左はファウンダーのマット・ゴールドマンさん、中央はプレゼンターとして出席した歌手の倖田來未さん。

渋谷の「O-EAST」で「ブルーマングループ IN 東京」の東京公演制作発表会が開かれた。アジアでの公演は初。顔を青く塗った男性3人がパフォーマンスを披露する。写真は発表会の模様。左はファウンダーのマット・ゴールドマンさん、中央はプレゼンターとして出席した歌手の倖田來未さん。

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 渋谷のライブハウス「O-EAST」(渋谷区)で7月11日、「BLUE MAN GROUP IN TOKYO(ブルーマングループ IN 東京)」の東京公演制作発表会が開催された。

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 「ブルーマングループ」は1980年代後半にニューヨークで結成されたクリエーター集団。顔を真っ青に塗った男性3人が、廃材などを利用した打楽器に似た舞台装置や、塗料・マシュマロなどを使用してのパフォーマンスショーなどを行う。これまで世界8都市で公演が行われており、今年12月よりアジア初となる日本でのロングラン公演を六本木の専用劇場で行う。主催はブルーマンジャパン制作委員会(朝日新聞社、アミューズ、インボイスエンターテインメント、エイベックス・ライブ・クリエイティヴ、エフエム東京、エンタテインメントプラス、オリコム、テレビ朝日、ぴあ、ローソンチケットで構成)。

 同グループはニューヨークの路上でパフォーマンス活動を開始し、1991年にオフブロードウェイで初公演、今年で16年目を迎える。また、ボストン(1996年)、シカゴ(1997年)、ラスベガス(2000年)、ベルリン(2004年)、アムステルダム(2006年)、オーバーハウゼン(2007年)、オーランド(2007年)の世界各都市でロングラン公演を行っている。日本では過去に「インテル」のテレビCMで登場した。

 専用劇場となる「インボイス劇場」(港区六本木5)は六本木ヒルズ近くに現在建設中。建築面積=約1,750平方メートル、延べ床面積=約2,123平方メートル、席数=900席。建物内にはグッズショップやドリンクスペースなども設ける。

 日本公演は第1期=12月1日~2008年1月31日。上演時間は100分で、週7回のペースで上演する。チケットは9月15日より発売し、会場の前4列はパフォーマンスに使用する塗料などが降りかかるため、ポンチョを貸し出す「ポンチョシート」(8,500円)として販売する。その他の席は7,500円。

 発表会にはエグゼクティブ・プレゼンターとして歌手の倖田來未さんが、ブルーマングループに合わせた青いドレスで登場した。倖田さんは8月11日開催の「サマーソニックゼロセブン 東京公演」でブルーマングループと競演する。

 会見でインボイスの木村育生代表取締役社長は「6年前、ニューヨークで公演を見たのをきっかけに、日本公演を夢見ていた。交渉は難航したが、やっとの思いで六本木に場所を見つけた。今後は日本各地での公演や、20年、30年続くようなロングラン公演を行いたい」と話した。

BLUE MAN GROUPパフォーマンスの様子(六本木経済新聞)

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