記録写真3,000点で見る1970年以降の現代美術-国立新美術館

篠原有司男、アクション 行為がアートになるとき 1949-1979、東京都現代美術館、1999年2月13日©ANZAï

篠原有司男、アクション 行為がアートになるとき 1949-1979、東京都現代美術館、1999年2月13日©ANZAï

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 国立新美術館(港区六本木7、TEL 03-5777-8600)で9月5日より、写真展「安齊重男の『私・写・録(パーソナル フォト アーカイブス)』 1970-2006」が開催される。

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 同展は、アート・ドキュメンタリストの安齊重男さんの個展。安齊さんは1939年、神奈川県厚木生まれ。1970年から美術家の作品の記録を開始し、これまでに「ヴェニスビエンナーレ」「ドクメンタ」「ミュンスター彫刻プロジェクト」などの国際美術展や、「ファーレ立川アートプロジェクト」「越後妻有アートトリエンナーレ」「横浜トリエンナーレ2005」など国内の美術展の記録も手がけている。

 会場では、30年以上に渡って撮影された、芸術的・資料的価値の高い現代美術作家のポートレートやインスタレーション・パフォーマンスの記録写真など約3,000点を展示。ヨーゼフ・ボイス、三木富雄、篠原有司男、工藤哲巳、田中泯(敬称略)などを被写体にした写真が展示される。

 開催時間は10時~18時(金曜は20時まで、入館は閉館の30分前まで)。入場料は当日一般1,000円ほか。火曜休館。10月22日まで。期間中の毎週土曜には、展覧会観覧者を対象にした安齊さんのトークショーも開催予定。

国立新美術館

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