体温で音が出るサウンドオブジェ-不思議美術家・松本秋則さん個展

写真=人の体温で動き音の出る「サウンドオブジェ」。

写真=人の体温で動き音の出る「サウンドオブジェ」。

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 ストライプハウスギャラリー(港区六本木5、TEL 03-3405-8108)で1月27日より、不思議美術家・松本秋則さんの個展「タイオン演奏会」が開催されている。

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 松本さんは1951年生まれ。1982年より音の出る作品(サウンドオブジェ)の創作を始める。室内、野外を問わずさまざまな場所で、サウンドオブジェによる芸術的空間を作り上げる創作活動を続けている。

 同展では、ギャラリーを訪れた人の体温を動力源にした「ウイングモーター」で音が出るサウンドオブジェを設置し、来場者が自分自身の体温でサウンドオブジェの演奏を楽しむ。ウイングモーターは、作品の下に人が立つとその人の体温によって上昇気流が起き、作品の和紙の羽が回転して音がでる仕組みになっている。

 松本さんは「これまで自動演奏できる作品の多くは小型モーターを使ってきたが、デジタル化が進むとともに入手が困難になった。そこで考え出したのが、人の体温を動力源にしたウイングモーターを使ったサウンドオブジェ」と話す。

 営業時間は11時~18時30分。入場無料。2月5日まで。

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