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南麻布にチェコレストラン-表参道「アノカフェ」の店名・スタッフを継承

元のインテリアを生かし、チェコの小道具を飾って演出した店内

元のインテリアを生かし、チェコの小道具を飾って演出した店内

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 広尾駅そばに6月7日、チェコレストラン「アノ プロシィーム」(港区南麻布5、TEL 03-3441-9010)がオープンした。経営はピーアンドエムチェコ(神奈川県藤沢市)。

オープンを祝う花が並ぶエントランス

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 店舗面積は73平方メートル。席数は20席。店内にはチェコの民芸品である操り人形を飾り、前店舗より引き継いだ赤ベースのインテリアを利用した。

 渋谷、表参道で「カフェ アノ」の店名で店を構え、合わせて5年間、チェコ人シェフが腕を振るう都内唯一の店として人気を博してきた。ところが東日本大震災の影響で、チェコ人スタッフの多くが帰国し、1カ月間営業ができない状態になっていた。そのときのオーナーが閉店を決意したが、チェコワインや雑貨を輸入する同社が引き継ぎ、元のスタッフを集め店名と場所を新たに再開することになった。店名の「アノ プロシィーム」は、「はい、どうぞ」を意味するチェコ語から。

 チェコ人シェフが地元の家庭料理を提供する同店。代表的な料理は、ジャガイモのお好み焼きのような「ブランボラーク」(1,400円)。日替わりでカマンベールチーズやチキン、ホウレンソウなどを挟んで焼く。そのほか、牛肉とパプリカのシチュー「グラーシュのクネドリー(ゆでパン)添え」(1,600円)や、「うさぎの骨付きモモ肉の煮込み パプリカ風味」(2,400円)、温前菜「トピンカーグリル野菜のトマト煮込みとチーズのオーブントースト悪魔風」(900円)などもチェコらしい料理だという。

 チェコワインを4,000円(グラス900円)からそろえるほか、石川県に住むチェコ人マイスターがチェコの酵母や素材で作った地ビールも「おすすめ」(マネジャーの花村正弘さん)だという。

 ランチは、スープとパン、コーヒーのセット(1,000円)のほか、,メーン数点から選ぶ料理とスープ、デザート、コーヒーのセット(1,500円)など。

 営業時間は、ランチ=12時~14時(ラストオーダー)、ディナー=18時~22時(ラストオーダー)、バータイム=24時まで。

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