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六本木のギャラリーでChim↑Pom展-広島の植物屋「叢」とコラボ

7月の「叢」での展示の様子 © Chim↑Pom

7月の「叢」での展示の様子 © Chim↑Pom

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 六本木交差点近くのギャラリーhiromiyoshii roppongi(六本木5)は同所内のギャラリー「Qusamura Window Gallery」とバー「mybar」で9月14日から、アーティスト集団Chim↑Pomとの共同展「『広島!!!!! 展』準備展! ホットスポットギャラリー@hiromiyoshii roppongi」を開催する。

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 2008年、広島上空に「ピカッ」と描き騒動にもなったChim↑Pomはその騒動をまとめた書籍「なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか」を出版、その後も「LEVEL 7 feat. 『広島!!!!』」展など「広島展」の名の下で作品を継続的に発表している。

 「『広島!!!!! 展』準備展! ホットスポットギャラリー」は今年7月広島市内の飲食店やギャラリーなど11カ所で開催された展覧会で、原爆の残り火である「平和の火」を用いてChim↑Pomが制作した絵画シリーズ「平和の日」約300点を展示、今年末に広島で開催予定の「広島!!!!!」展開催のため販売したもの。

 今回は同展の会場の一つであった植物屋「叢-Qusamura-」で展示された作品の一部を巡回するもので、同店が同ギャラリーのウインドースペースをギャラリーとして使用していることから実現した。展示されるのは平和の火の熱を当て形が変わったバケツやじょうろなどChim↑Pomの作品に叢の作品を植え込んだものなど。

 叢の小田康平店主は「叢のことをChim↑Pomさんが知って、会場の1つとしてお声掛けをいただいた。叢としても、アートと植物の距離が近づくことはうれしいことなので、喜んで協力した。アート作品とのコラボレーションは、植物の魅力を知ってもらえる新しい入り口になると思っており、これまでも積極的に進めてきたことなので、今回より多くの方々にご覧いただける機会ができたことをうれしく思っている。見る方が、それぞれに何かを感じてくれたらいいなと思う」と話す。

 開催時間は13時~24時。日曜・月曜・祝日休廊。無料。10月12日まで。14日18時~20時にはChim↑Pomと小田さんによるトークショーも行う。

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